お知らせ
2020年5月7日
脚のむくみを引き起こす、身体の機能から考えられる4つの原因とは?
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院 錦糸町店院長の岩舘です。
今回は、脚のむくみについて書いていきたいと思います。
脚のむくみの原因は?
脚のむくみの原因は様々ですが、今回は代表的な4つの原因を記載していきます。
①心臓からの距離の問題
②ふくらはぎのポンプ機能低下
③肝臓や腎臓低下、心臓
④背骨や骨盤のゆがみ
①心臓からの距離の問題
まずむくみは、身体全身に起こりえることですが、特に脚のむくみが多いかと思います。
それは、心臓からの一番遠い位置にありますので、血流が悪くなりやすく、また重力で水分がたまりやすい点がございます。
一日中立ち仕事で脚のむくみを感じる方が多いかもしれませんが、デスクワークの方もよくみられます。
長い間同じ姿勢をしていると、脚の組織液の循環が悪くなって、細胞と細胞のすき間などに水分が停滞してしまいむくみとなります。
②ふくらはぎのポンプ機能低下
特にふくらはぎの筋肉は脚の血液をポンプのように心臓に血液を送り戻しています。
中高年になり、筋力が低下してしまい、むくみが起こりやすくなります。
③心臓、肝臓、腎臓などの機能低下
内臓の機能低下からもむくみが起こりえます。
疲れがたまっていたり睡眠不足となると、血液を送り出す心臓の働きが低下してむくみとなります。
また、肝臓、腎臓に関連しているアルブミンという物質がございます。
アルブミンは、血液中に含まれているたんぱく質の一つで、アミノ酸などの栄養素を運搬したり、血液の浸透圧の調整を行っております。
アルブミンが低下すると、細胞と細胞の間にある水分を血管に取り込む力が弱くなった結果、水分がたまりやすくなります。
アルブミンは食べ物に含まれているたんぱく質を基にして肝臓で合成され、腎臓でろ過されます。
ですので、アルブミンが低下するということは、肝臓や腎臓の機能低下の可能性がでてきます。
むくむというのは一種のサインとも受け取れます。
一過性のむくみではなく、なかなか解消されない場合は、肝臓、腎臓の機能チェックをなされてもいいかもしれません。
④背骨や骨盤のゆがみ
当院の専門範囲となりますが、背骨や骨盤のゆがみによるむくむの要因として、重心の問題が考えられます。
本来は、両脚にバランスよく重力の負荷がかかっていれば負担も均等です。
人間は自然治癒力がありますから休めば回復します。
ですが、骨格の歪みから重心が片側に負荷がかかってしますと、負荷の割合が崩れ過剰な負担がかかってしまいます。
一過性ならまだしも、重心の崩れの気づかず、何か月、何年と負荷をかけ続けたら回復するものも回復しません。
もちろん、脚のむくみだけでなく、肩、首痛、腰痛など様々な不定愁訴が現れるかも知れません。
様々な不定愁訴が出る前に骨盤矯正、背骨(脊椎)のゆがみを調整していくことをおすすめいたします。
まとめ
脚のむくむ原因は様々ございますが、一過性ではなく、慢性的にむくみが続く、痛みを伴うなど不安があるようでしたら、
専門機関に聞いたり、受診して原因をつきとめ、改善を図ることが大事です。