ギックリ腰で右側の腰を痛める　60代女性

こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院　代表の高田です。

当院では骨盤矯正・姿勢矯正を中心とした治療を行っており様々な症状で来院される方がいらっしゃいます。
先日いらした方の例をブログで紹介させて頂きます。

問診＆診察結果

ご来院時のご様子は以下の通りです。

主訴：着物を持って持ち上げたときに腰を痛めた
着物屋でお仕事をされていて、正座で座ることが多く、そこから立ち上がることも多いとのこと。
今回は着物を持って立ち上がったときに右側の骨盤の上辺りから太ももにかけての痛みを感じご来院。

既往歴は大動脈弁狭窄症。
服用中のお薬は、ワーファリン(血液を固まりにくくする薬)、入眠剤、胃薬。
出産経験あり。
約1年前にも同じ個所を痛めるギックリ腰を発症。
首の痛みあり。

首、背中、骨盤の歪みもありましたが、この痛みは後仙腸靱帯が原因と判断しました。
後仙腸靱帯は骨盤を構成する腸骨と仙骨をつなぐ重要な組織です。
しっかり固定して1か月から2か月ほどで靱帯は修復していきます。

度々同じ個所を痛める場合、靱帯が原因のことがあり、改善までに時間がかかります。

施術内容

全身の矯正及びベルト固定を実施。

施術経過

1回目の施術後：腰の痛みは軽減、太ももはちょっと痛い、首はゴキゴキなっていたのがならなくなった。
2回目：腰は帰りには痛くなかったが次の日起きたとき痛かった。それ以外の太もも、首はすごく楽になった。
3回目：腰は変わらず。首は何十年も曲げたとき辛かったが凄く軽くなってびっくりしている。
4回目：腰の状態は、起床時、歩行時に痛みが出るとのこと。
5回目：痛みは全く無くなった。
6回目：お葬式で２～３時間座っていたら、痛みがぶり返したが施術を受けて痛みが無くなった。
7回目：特に悪いところはなく、メンテナンス。調子がいいとのことで次回は1か月後。
8回目：メンテナンス。また症状が出たら次回ご来院。
これ以降は月に1回程度のご来院でメンテナンスを行っています。