お知らせ
2020年4月19日
寝ている最中や朝起きて首が痛いなどの原因は枕にある??
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院 錦糸町店院長の岩舘です。
本日は、朝起きた際に首に痛みや辛さが出てしまう件について書いていきたいと思います。
当院では、施術前に必ず問診を行い、お身体の状態を確認しております。
特に初めて来院される方には少し長めにお話しを聞いていきます。
問診する目的は、「根本原因の改善」です。
そのために必要な情報を聞き出し施術に活かしていきます。
問診の細かい話はまた別の機会でお話しいたします。
今回は、辛さのでる時間帯についてです。
辛さのでる時間帯を確認
症状が出る、または症状がより強く感じる時間帯があるか確認いたします。
例えば、仕事中に辛さがではじめて、仕事が終わる夕方には辛さが一番強くなる方であれば、仕事中はどういう姿勢をとっているのか、どういう動作を行うことが多いのか、それは、毎回なのか、随時なのか聞いていき原因を考えます。
痛みや辛さがあるということは
身体の痛みや辛さがでるということは、身体からのSOSと思ってください。
そのSOSをキャッチして原因を追究いたします。
朝起きた時に特に痛みがある
寝ていて朝起きた時に、痛みや辛さが出てしまう原因の一つに、枕があっていない可能性も考えらえます。
枕の役割は?
枕の役割は、単なる安眠グッズだけではありません。
姿勢から考えると、正常な理想的な背骨の弯曲を保つ役割がございます。
枕が原因で起こるもの
枕が低い人
例えば、枕を使用しない、または枕が低い場合どうなるでしょう。
頭が下がり、首の背骨(頸椎)が伸展が増強して、アゴが前に突き出てしまいます。
寝ている状態で頭を後ろに倒しているような状態です。
すると、その代償として、背中(胸椎)が過剰に屈曲してしまいます。
枕が高い人
逆に枕が高い場合はどうなるでしょうか。
今度は首の背骨(頸椎)が過剰に屈曲してしまい、背中(胸椎)の上部から中部にかけて屈曲が増強することで、腰の背骨(腰椎)の前弯が減少します。
首、肩だけでなく腰も痛くなる可能性もでてきます。
まとめ
寝ている時間は、一日の1/3を占めています。
その長い時間を不良姿勢でいたらどうなるでしょうか。
ある意味、デスクワークの人が同じ姿勢で作業を続けている状態と同じかもしれません。
そう考えると痛みや辛さが症状として現れるのは当然かもしれません。
初めは軽度かもしれませんが、気付かずに毎日続けていたら損傷度合いもひどくなり、やがてなかなか痛みが抜けない慢性的な症状となりえます。
痛みや辛さの症状を改善させるためには、原因を突き止めて改善する必要があります。
施術で症状の改善をするためアプローチしてまいりますが、併せて症状の出る動作や生活指導も行い、根本的に症状を改善していきます。
先ほどの枕の話しもそのひとつで、必要な方へ枕の変更を提案させていただいておりますが、症状改善するための一例に過ぎませんので、患者様それぞれ症状改善に向けてアプローチしてまいります。