お知らせ
2020年4月29日
緊急事態宣言発令から3週間経って世間の反応はどう変わったか?
リリーブ鍼灸整骨院 代表の高田浩司です。
安倍総理が緊急事態宣言を発布されて3週間が経ちました。
今の当院の現状を書きたいと思います。
2月にはそんなに影響は出ておらず、3月後半から明らかに患者様の数が減ってきました。
そして4月に入ってからは明らかに激減し、緊急事態宣言を受け当院も休業を決めました。
休業を決めた理由
⓵どんなウイルスかわからない
⓶感染したらどうなるかわからない
⓷感染した場合、重篤になるかもしれない
⓸感染しているかどうかわからず、他の方にうつしてしまう可能性がある
以上のことがあった場合、自分の家族、スタッフやその家族、患者様とその家族が危険に晒される可能性があるので、その危険性を高めることになることをしたくないと思ったからです。
5/6までは感染者数、死者数、医療現場の状況、海外と日本の状況など数字と状況などを見ながら決めていこうと思っていました。
延長そして営業再開
GWに入り、緊急事態宣言が延長されることが確実となりました。
1か月の延長です。
経営者としてどういう選択をするか。
私の出した結果は、5/7からの営業再開です。
もちろん感染防止の施策は徹底しながらです。
東京都の休業要請対象には、無資格の整体、エステなどの店舗には協力金の50万円が給付されます。
しかし、有資格の鍼灸院、整骨院、クリニックなどは『要請対象外』となっており、給付金はありません。
当然、店舗は賃料が発生するため支払いが生じています。
何の補償もないため、営業するしか生き残る道が無くなったのです。
鍼灸院、整骨院、クリニックが生き残る道
鍼灸院、整骨院は絶対に身体に触れなくては治療できません。
完全に濃厚接触です。
感染リスクは当然高いです。
しかし生きていくためには治療しなければなりません。
急性の症状は無くなりませんし、交通事故も無くなりません。
ただここに来て、抗体検査というものが出てきました。
抗体検査はPCR検査とは違い、既にコロナウイルスに感染していて抗体を持っているかどうかの検査になります。
この抗体検査はキットによって精度の違いはあるらしいですが、もし抗体を多くの方が持っているとすれば、現在発表されている感染者数は大幅に変わってきます。
そして死者のパーセンテージも大きく変わってきます。
そうなると、普通の風邪のウイルスとそんなに変わらないということになります。
インフルエンザとの違い
コロナとインフルエンザの違いはいろんなところで言われていて、検索すれば出てきますが、わかりやすいのは年間の死者数です。
インフルエンザは日本だけで毎年3,000名が無くなっていて、コロナは現在400名程度となります。
欧米では悲惨なことになっていますが、なぜか日本は死者数が多くありません。
これは文化の違いや習慣の違いの影響が大きいのでは?と言われておりますが、何が原因かは未だ不明です。
当院ではできることをすべてやりながら様々な症状を持った患者様の味方になれるよう、邁進していきます。
次回は医療崩壊と経済崩壊についてお話したいと思います。