お知らせ
2020年8月7日
以外と知らない!?食物繊維はどんな働きをするのか知っていこう!
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院錦糸町店 院長の岩舘です。
今回は食物繊維に注目して書いていきたいと思います。
腸管内で重要な機能を果たしている
食品中には、人の消化酵素で消化され、体内に吸収されて利用される成分のほか、消化されない成分があります。
食物繊維とは、このような食品中の難消化成分の総称です。
糖質と食物繊維を合わせて、炭水化物といいます。
食物繊維は、消化されずに大腸に運ばれますが、そこでいくつかの重要な生理機能を果たしています。
食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維に大きく分けられます。
この2つは、溶解性、保水性、粘性、吸着性の違いなどにより、体内での生理作用は大きく異なっています。
腸内環境を整える
水溶性植物繊維は腸内細菌により発酵を受け、短鎖脂肪酸を生成します。
その結果、腸内を酸性にして乳酸菌やビフィズス菌を増やし、腸内環境をととのえます。
不溶性食物繊維は排便の量や回数を増やすため、発がん性の物質が大腸粘膜と接触する時間を短くします。
食物繊維が大腸がん予防に有効であることのメカニズムも、腸内細菌の働きと関連しています。
消化されない食物繊維は、発がん性の物質やアレルギー性の物質を吸着し対外に排出します。
便秘を予防・改善する
不溶性食物繊維は水を吸収し膨潤することで便をやわらかくし、量をふやします。
その結果、排便が促され、便の消化管通過時間が短くなります。
コレステロールの吸収を抑制する
水溶性食物繊維は小腸内でコレステロールや胆汁酸を吸着し、便の中への排せつを促進します。
過食による肥満を防止する
食物繊維は消化管内で膨潤し食物塊のかさを増し、胃内での滞留時間を延長させます。
その結果、満腹感が得られ、エネルギーの過剰摂取を予防できます。
血糖値の急な上昇を抑える
水溶性食物繊維の粘性により胃から十二指腸への食物の移動は遅くなり、でんぷんの消化吸収速度を遅らせます。
その結果、食後の急激な血糖値の上昇が抑えられ、インスリンの分泌も抑制されます。
食物繊維は、穀類、豆類、野菜、果実、種子などの植物性食品に含まれております。
日本人がよく食べている穀類は、米と麦で、食事からとる食物繊維の大部分はセルロースとヘミセルロースですが、これらは小麦のふすまや穀類の外皮に多く含まれております。
ちなみに食物繊維の一日の目標量ですが、男性が20グラム以上、女性が18グラム以上としています。
しかし原因の日本人は11〜17グラム程度しかとっていないようです。そして特に若い世代ほど摂取量が少なくなっています。
当院での取り組み
当院では、鍼灸整骨院ですので、捻挫や打撲などの急性症状や交通事故の施術も対応しております。
また、慢性的な腰痛や首、肩の辛さなどは身体の歪みや姿勢の悪さからくることが多々ございます。
その場合は当院メニューにございます、「骨盤・姿勢矯正」がおすすめです。
ご来院お待ちしております。