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髙田鍼灸カイロプラクティック 錦糸町店

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『筋肉』と『痛み』のしくみとは!?神経解剖学から考えてみよう!

こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院院長の岩舘です。
今回は筋肉について書いていきたいと思います。

筋と腱

筋肉は効果器であり、神経系の指示に反応する。
ただ、過剰負荷やミネラル不足に陥ると、筋内部で独立した反応が生じる。
筋でもっとも多い機械受容器は、筋紡錘細胞である。(筋の機械受容器の95%を占める。)
筋紡錘細胞は、生命体が状況に応じて適切に筋緊張を調整し、特定の関節の位置や姿勢を維持するのを助ける。
筋紡錘細胞は常に重力に抗して活動する。
筋紡錘細胞は固有感覚情報をもたらし、これにより身体は、均衡のとれた運動を細やかに正確の行い、重力の作用を中和させる。
運動制限により、筋の機能は低下し、1週間以内に筋紡錘細胞に変化が生じる。
筋を動かさなければ、筋紡錘細胞は厚く短くなり、筋紡錘細胞の神経終末は退化する。
これにより、筋紡錘細胞は、適切な刺激にも過敏になる。
わずかな伸長や振動であっても、過剰な伸長が発生したという情報が、求心性感覚神経により、脊髄の後角や脳に伝えられる。
折り返し反射的に、スラストが遠心性運動神経により筋に伝えられ、さらなる伸長防止するために筋は収縮する。
筋紡錘細胞の誤った情報伝達が頻発すると、長期的に筋が過剰に刺激され、痙攣や緊張亢進が生じる。
機能障害を有さない関節では、固有機械受容器の情報伝達が盛んにおこなわれる。
脳に入る情報の90%は、機械受容器からの情報である。
組織にとって有害な刺激の情報は、侵害受容器から伝える。この情報により、脳は刺激を疼痛と解釈する。
固有機械受容器の侵害受容の情報量は多く、固有機械受容器が伝える刺激が大量になると、疼痛は『かき消される』。
例えば、組織が実際に損傷されていなくても、運動を行うと鎮痛作用が生じる。(運動を行うと脳で情報が増え、疼痛が紛れる。)

急性の疼痛は、さらなる組織損傷を防止するという意味をもった疼痛である。生理的運動を行える関節に比べて、機能障害を有する関節では、
関節の周囲の筋の運動が少ない、このため、正常に動く関節の筋と比べて、筋紡錘細胞が脳に送る情報も少ない。
侵害受容器は、刺激を受ける頻度に比例して感度が強まるため、機能障害を有する関節では疼痛に過敏になる。
また、関節機能障害により生じる非生理的負荷は、長期的に組織を損傷し、これにより脳の疼痛解釈が修正される。
これに関連して、筋の持続的収縮が生じ、筋組織で次の変化が生じる。
1、収縮
2、持続的
3、繊維弾性症に似た筋線維
4、化生(分化した組織の変質)
5、骨化

まとめ

運動を行うと脳で情報が増えることで疼痛(痛み)が紛れるが、疼痛部位が良くなっているとは限らないということです。
そして急性の痛み、突然の痛みなどは、これ以上の組織損傷を防止しようとする身体の反応ということです。
ですので、痛みを感じた時は、痛みのでる姿勢や動作をさけるようにすること、そして適切な処置が必要ということです。

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