お知らせ
2020年4月2日
急性症状について(交通事故やスポーツによるケガなどについて)
代表の高田です。
本日は急性症状についてお話します。
急性症状とは、ギックリ腰や寝違え、捻挫、打撲、挫傷など急激な痛みのことです。
いわゆるケガです。
ケガをしたときはどこに行きますか?
ほとんどの方が病院へ行くと思います。
間違いありません。
整形外科ではMRIやCTなど精密機械が用意されているので、本当に細かいヒビや骨折なども見逃しません。
でも、どんな状態が骨折で、骨折ではないか?わかりませんよね。
これはケガなのかな?と思ったときは
もし休日で近くの病院が閉まっているときは、整骨院にご相談ください。
整骨院には柔道整復師というケガのプロがいます。
急性のケガに特化した国家資格を有しています。
柔道整復師の役割は急性のケガの治療や処置です。
特にスポーツをやっている方や高齢者の方は軽いケガから大きいケガまですることが多い年代です。
学生さんたちは運動部に入っている子はもちろん、身体を動かすことが多いのでそれだけケガをすることが多いです。
近年はただでさえスマホや勉強などで姿勢が崩れやすくなっていて、その身体で運動や激しいスポーツをするとケガをしてしまうことがあります。
高齢者の方は、どうしても身体全体の水分が減ってきて、関節の間の間隔が狭くなってしまい、柔軟性が乏しくなってきます。
関節の柔軟性が無くなってくるとバランスを上手く取ることができなくなり、周りの筋肉が自動的に動き異常緊張してしまいます。
異常緊張が続くと筋肉も硬くなりケガをしやすい身体になってきます。
特に何気ない尻もちなどをしても骨盤や背骨がズレてしまい、こういった症状の原因にもなりやすいのです。
そこまで強い痛みや辛さはないけどケガになりますか?
筋肉、靱帯、結合組織など激しい痛みや辛さが無くても傷付いていることはたくさんあります。
例えば、足の捻挫をした場合、捻ってすぐのときは痛みがありますが、1週間ほど経つと痛みは消えます。
ですが靱帯は緩んだままになっているため、再び同じように捻ってしまう。ということがよくあります。
この場合、急性症状は治まっていますが、捻ったことによる靱帯の緩みが次のケガの原因になる可能性が高くなるため、しっかり固定する必要があります。
痛みが引いたからと言って完治しているわけではないのです。
捻挫の厄介なところは、その時の痛みよりもこの靭帯の緩みなのです。
こういったケガは2か月間固定をし続けなければ完治しません。
部位によって異なりますが、腰の仙腸関節などは専用のベルトを巻かなければいけません。
まとめ
まとめますと、急性症状は一過性のものもあれば、痛みが無くても原因が治っていないものもあるということです。
交通事故などでよくある、むち打ち症などは事故後1週間後、1か月後、更には1年後に症状が出ることも稀ではありません。
「時間が経って何か調子が良くない。」とか、「今までこんなに調子が戻らないことなかったのに。」といった様々な不定愁訴もお任せください。
毎日が心地良く過ごせる日々をご提案します。