お知らせ
2020年4月13日
首、肩こり、腰痛の要因について(四足歩行から二足歩行へ)
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院 錦糸町店 院長の岩舘です。
今回は、四足歩行から進化の過程で二足歩行となった人間がもつ首こりや肩こり、腰痛の要因について話していきたいと思います。
二足歩行が人にどのような影響を与えたか
人間に近い動物には、ゴリラやサルやチンパンジーなどがおります。
一時的には、二足歩行で動くことも可能ですが、基本的には、四足歩行で活動しています。
二足歩行が人の骨格にどのような影響を与えたか。
昨年、アメリカの自動車会社で有名なフォード・モーターが二足歩行のロボットで無人宅配を目指すと発表していました。
動画で観ましたが、映画のようにロボットが歩いていました。
現段階ではさすがに人間のようにスムーズには歩いていませんでしたが、今後開発が進んで、より人間らしく歩いたり、会話でコミュニケーションがとれたりするのかと勝手に想像が膨らみました。
何が言いたいかというと、人間のように安定して二足歩行を行うことができるのは、容易なことではないということです。
進化の話しに戻りますが、四足歩行から二足歩行へ進化することで、頭の位置があがり視界がより広がり、歩行で使用しなくなった腕は自由になり、人の進化するにあたり多くのメリットを生み出しました。
ですが、二足歩行の欠点は、身体の土台でもあります背骨(脊椎)が、四足歩行に適した構造のままのため、完全に二足歩行の構造となっていない点です。(諸説あり)
構造上、二足歩行に適していないということは、重力の影響を一身に受けてしまい、負荷がかかります。その結果、首や肩がこったり、腰痛を引き起こしたり、さらに骨がズレしてしまい慢性的な症状へとなりやすいです。
脊椎はなぜズレてしまうのか?
先ほどの話の通り、構造上、骨がズレやすいですが、
どういったことが関節のズレを引き起こすか紹介していきます。
・外力(強い衝撃を受けた場合)
交通事故、転倒、転倒して尻もち、スポーツでの強い衝撃を受けたなど
・小さな外力の積み重ね(習慣的なこと)
デスクワークによる長時間作業、スポーツによる繰り返し動作、悪い姿勢での作業、重労働など
・病的な要因
骨折や骨壊死など二次的におこるものなど
・出産など
ズレてしまった脊椎は元に戻るのか
何もしなければ基本的にはズレてしまった脊椎は自然に戻ることはありません。
筋肉などの組織の損傷であれば、傷口と同じように人間に治癒力がありますので
回復していくと思いますが、脊椎のズレはそうもいきません。
脊椎のズレを改善させるには
骨がズレてしまったものには、いくらマッサージや電気をあてたり、温めたり、シップを貼ったりしても改善されません。(多少痛みの軽減は感じるかもしれませんが。)
ですのでカイロプラクティックで行う骨へのアプローチをする必要があります。
当店では骨盤矯正・姿勢矯正を行い、脊椎のズレを解消していきます。
マッサージや電気治療をしてもなかなか症状が改善されない、また一時的には楽にはなるけどまたすぐに症状が元に戻ってしまう方、疑うべき要因は脊椎のズレかもしれません。