お知らせ
2020年4月15日
子育て中に身体を痛めてしまう姿勢とは
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院 錦糸町店院長の岩舘です。
今回は、子育て中の皆様へ向けてのお話となります。
子育てをしていて中で身体を痛めてしまいやすいパターンをいくつか紹介してまいります。
座っている状態での立ち上がりに要注意!?
子育てをしている中で、お子さんを抱っこする場面は多いと思います。
お子さんを抱っこした時に、「大きくなったなぁ」と体重の変化で成長を感じたりもしますよね。
成長の喜びを感じる反面、お母さん、お父さんの身体への負荷も併せてのしかかります。
「あぁ腰が。。痛い。。」
特に座って抱っこをした状態から、立ち上がる動作は気をつけたほうがいいです。
それはなぜか?
腰の背骨(腰椎)は、5個あり、骨と骨の間にクッション替わりとなっている椎間板がございます。
そしてその椎間板は姿勢によって負荷度合いが変化いたします。
あるデータによりますと、第三、第四腰椎の椎間板の内圧変化を調べたところ、
立位(まっすぐ立っている状態)を1とした場合、立位で前かがみ(前傾)をすると、立位と比べて約1.5倍負荷が増大します。
また、座っている状態(座位)で前かがみとなると、約1.85倍負荷が増大します。
そして、一番負荷がかかるのは、座っている状態で重量物を持ち上げる動作だと、立位と比べて約2.75倍も負荷が増加するとのことです。
ですので、子育てをしていて腰が慢性的に辛いと感じている方がいましたら、座っている状態からお子さんを抱っこして立ち上がる動作を控えたら腰痛度合いが軽減するかもしれません。
抱っこしているときの腰の姿勢に気をつける
抱っこしているときにやりがちなのが、腰を丸めてしまう動作です。
腰椎は、お腹側に弯曲(前弯)しており、クッション性を作っています。
腰を丸める動作は、その腰椎の前弯が一時なくなります。
すると、クッション性がなくなり、多大に重力に対する負荷が増強します。
そして靭帯や筋肉などの組織が引き伸ばされてしまい痛めてしまいます。
一時的であれば、痛みや辛さも治まるかもしれません。
しかし、繰り返し小さな外力が加わることで、腰椎の関節に歪みが生じてしまい、一時的ではなく、腰椎の前弯が消失してしまい元に戻らなくなってしまいます。
そうなると、慢性的な腰痛が発生してしまうでしょう。
クッション性も乏しくなるため、急な負荷がかかった際にぎっくり腰も起きる可能性もでてきます。
また、以前、別のブログで書かせていただきましたが、首、肩の施術に関しても腰の矯正も必要というのは、以下の流れがあるからです。
腰が丸くなる(腰椎前弯減少)→背中も丸くなる(胸椎後弯増強)→首が前に出てアゴが突き出る(頸椎前弯減少)
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