お知らせ
2020年6月5日
筋肉の働きについて知っていこう!!基礎知識から種類、役割まで
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院 錦糸町店 院長の岩舘です。
今回は筋肉の役割、働きについて書いていきたいと思います。
‐目次‐
筋肉の基礎知識
筋肉の種類
筋肉の役割
当院での取り組み
筋肉の基礎知識
筋肉はかならず一つ以上の関節を超えて存在します。
ただ例外としまして筋に一端が皮膚に付着して、皮膚を動かす作用のある皮筋もあります。
皮筋は顔に存在し、表情筋と呼ばれ、皮膚にしわやくぼみをつくり表情をつくります。
人体には、600以上の筋があり、体重の40~50%を占めております。
運動や日常生活で行う立ったり、歩いたりありとあらゆる動作はもちろんですが、姿勢を維持したり、体を守ったり、血液やリンパの循環を助けたり、基礎代謝をあげたりさまざまな役割を担っています。
筋肉の種類
骨格筋
筋肉の約40%を占めています。
骨と骨についているので筋肉が伸びたり縮んだりすることで身体を動かすことができます。
また、自分の意識で動かせるので随意筋とも呼ばれています。
心筋
心臓の壁をつくる筋肉で、心臓を動かしています。
また、自分の意識に関係なく動くので不随意筋です。
平滑筋
消化管、尿管、膀胱、子宮、血管の壁を構成する筋肉で、内臓筋とも呼ばれています。
こちらも自律神経の支配をうける不随意筋です。
筋肉の役割
身体を動かす、姿勢を保つ
骨と骨とつなぐようについていて、筋肉を伸ばしたり縮んだりすることで、立ったり、座ったり、歩いたり、走ったり動作ができます。
また、関節を安定させる役目もあるため姿勢を保つことも行っています。
保護
外部からの衝撃から身体を守ることも行っています。
臓器や血管、骨などを衝撃から守っています。
交通事故やスポーツでの強い外力も筋肉によって損傷度合いが変わるかもしれません。
熱をつくる
体の熱生産の6割を筋肉が占めています。
この働きのおかげで寒い環境の中でも一定した体温を保つことができます。
ポンプの役割
心臓から送りだされた血液は全身をめぐって静脈を通り、再び心臓に戻ります。
心臓から離れた場所になるほど送りだされた血液の勢いが弱まります。
その時、筋肉がポンプのように伸び縮みすることで静脈に圧力がかかり血液の循環を促進させます。
免疫力を上げる
リンパ球をはじめとする免疫細胞は、グルタミンとアミノ酸によって活性化されます。
このグルタミンは、筋肉内に多く蓄えられていることから、筋肉が減ってしまうと免疫機能が低下してしまうといわれています。
水分を蓄える
人間の体の中で一番多くの水分を保持しているのが筋肉です。
健康な成人なら体重の60%前後となっています。
ホルモンの産生
筋肉や骨の形成や再生、抗炎症作用、糖質や脂質の代謝への関与、心筋細胞や血管内皮細胞の保護などがあるといわれています。
当院での取り組み
筋肉は生命維持にとって複数役割を果たしています。その筋肉が骨盤の歪み、背骨の歪みによって姿勢が崩れることにより、過剰な負荷をかけてしまい筋肉の機能が低下するおそれがあります。
当院では、「骨盤矯正・整体」メニューで骨格にアプローチをし、過剰に負荷がかかってしまっている筋肉の機能を回復に努めます。
身体の辛さがありましたら一度ご利用ください。