お知らせ
2020年10月27日
気づかぬうちに悪い姿勢に!!姿勢が及ぼす影響とは?!首、肩、腰の部位別で考える
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院の院長岩舘です。
すっかり秋となり過ごしやすい気温となってまいりました。
さて、今回は姿勢が及ぼす影響について部位別に書いていきたいと思います。
‐目次‐
首について
肩について
腰について
まとめ
首について
まっすぐに立ったとき、頭は肩の真ん中にきて、首には頸椎前彎ができます。
しかし、姿勢の悪い人は頭が肩よりも前に出て、顎が突き出ています。
この姿勢では頸椎前彎はなくなり、頸椎の下の部分が曲がって前方に倒れ、真ん中から上の部分は後方に反って伸びます。
このような姿勢を顎が前に出た姿勢といいます。
この姿勢を長く続けていると頸椎に問題が発生する可能性が高くなります。
姿勢の悪さを続けていくということは、リスクを背負って生活しているともいえます。
肩について
多くの人が肩を丸め、猫背の姿勢のままで腕を上げていろいろな作業をしています。
長時間姿勢を正さずに腕を上げた作業を続けると、やがて肩関節を後ろに引いた正しい姿勢ができなくなってしまいます。
悪い姿勢により、肩関節の中、および周囲の組織はオーバーストレッチされて無理な力が加わります。初めは、一定の姿勢を続けた時にだけ
痛みがでますが、悪い姿勢が習慣になってしまうと、腕を動かしただけでも痛みが出るようになります。
腰について
人間が立っているときの姿勢を横から観察してみると、骨盤のすぐ上でくぼんでいるのが分かります。
このくぼみを腰椎前彎といい、どんな人でも認められる自然なもので、成長の過程形成されます。
腰痛の原因でもっとも多いのは、腰に負担のかかる姿勢です。
このタイプの腰痛では、悪い姿勢で長時間座り続ける、長時間中腰でいる、無理な姿勢で重い荷物を持ち上げる、
悪い姿勢で長時間立ち続ける、悪い姿勢で長時間寝るといったことが原因なっています。
このように腰に負担のかかるときは、腰が丸まっており、腰の上のくぼみである腰痛前彎がなくなっています。
悪い姿勢が習慣となってしまっており、それが腰痛の原因となっていることに気づかなければ根本的に解決するための方法が分からないということですから
一生腰痛から逃れられません。
悪い姿勢によって起こる腰痛は、初めのうちは単に姿勢を良くすることですぐよくなります。
しかし、長い間悪い姿勢を続けていると、外傷と同じような損傷が起こることがあり、時間が立つにつれ関節や周囲の組織の摩耗と弾力性の低下による老化が起こります。
まとめ
悪い姿勢を続けているということは持続的に身体に負荷をかけているようなものです。
痛みや重さなどなにかしら症状が現れている場合は、早々に良い姿勢へ変えていくべきだと思いますし、現時点で症状がでていなくても、出る前に姿勢を正していくことをおすすめします。
当院では、写真を撮って姿勢の状態を確認いたします。
そこでご自身の姿勢の悪さを知ってもらうことからはじめております。
一度、ご来院お待ちしております。