お知らせ
2021年2月8日
【不良姿勢!??】が及ぼす身体の影響について~在宅ワーク編~
こんにちは、リリーブ鍼灸整骨院院長の岩舘です。
コロナの影響がきっかけで、在宅ワークを行う方々が増えましたね。
当院に来院される患者様の中でも、在宅ワークが増えたことで身体が辛くなったとおっしゃる方が増えてます。
なぜ在宅ワークで身体の不調を感じる方が多いのか個人的な見解ですが書いていきたいと思います。
長時間の座りすぎがもたらす影響
身体にゆがみがそもそもある(症状の顕在化)
まとめ
長時間の座りすぎがもたらす影響
背骨(脊椎)は、椎骨という骨が連なって構成されています。
その椎骨と椎骨の間には椎間板という骨と比べると柔らかい組織が存在しており、脊椎の可動性を支えるクッションのような存在です。
そして、椎間板に対する負荷は姿勢によって変わります。
正常な立位姿勢と比べると、体幹が前屈するだけで腰椎にかかる負荷があがります。
これは前方にかかる体幹の重量を腰部の脊柱起立筋で保持する負荷が増え、その過重が椎間板にかかるためです。
椎間板の内圧をみると、立位を100%としたときに、背臥位(仰向け)は25%、立位で体幹前傾では、150%
座位(座っている姿勢)で140%、座位で前傾位で185%となります。
立っているよりも座っているほうが負荷がかかるということと、前傾位ということは、背中を丸めて前かがみになるいわゆる猫背のような姿勢をとっていると、立位よりも1.85倍負荷がかかるということです。
首、肩においても同様で頭が前にでて背中(胸椎)の後弯が増強することで、脊柱起立筋の負荷があがります。
在宅ワークでより長時間座っていることが多くなるとそれだけ身体に負担をかけているということですね。
また、身体にあっていない椅子や机も負担の原因となりえます。
身体にゆがみがそもそもある(症状の顕在化)
身体のゆがみ(脊椎のゆがみや骨盤のゆがみ)がある場合、ゆがみによって筋肉に負荷をかけ症状として現れます。
特に慢性的な肩こりや腰痛など身体のゆがみから起きている場合は多いと感じます。
在宅ワークによって通常よりも知らずうちに身体に負荷をかけてしまったことにより症状がよりでてくるかもしれません。
関節のゆがみが原因とする筋肉の痛みや辛さは、マッサージをうけてもその時は楽になるけど、またすぐに元に戻ってしまうことが多いです。
マッサージは基本的には筋肉をほぐして緩めていきます。
ですが、関節のゆがみの原因がある場合はまた筋肉に負荷がかかり症状が再現されるということです。
他には、いつも片側の腰や肩が痛くなるなど症状に左右差がある場合も関節のゆがみが原因となるケースがあります。
まとめ
当院では、骨盤矯正・姿勢矯正・整体メニューがございます。
問診に加えて身体の重心の位置や関節のゆがみ、脚長差や背骨の配列など、多角的にお身体を調べて施術しております。
単純な筋肉疲労なのか、はたまた関節のゆがみが起きていることで起こっている症状なのか調べ施術しまいります。
在宅ワークで辛さを感じているかたは一度ご利用ください。